全国に広がるフランチャイズに違和感を覚える今日この頃。
便利になるのは助かるけれども、全部同じになってしまうのはつまらない!
多数を普通というのなら、変と言われて結構ですとも!・・をコンセプトに進めるこの企画、ボンジュ~ル一乗寺。
京都一乗寺にある個性が溢れるお店を続々と紹介していきますよ~。
今回はマニアも唸らす品揃え、萩書房さんです。
本好き人間のわたくし、だいぶ以前からちょくちょく寄らせてもらっておりました。
巨大古本チェーン店や●フオクの台頭が原因なのか、ここ数年の町の古本屋さんのラインナップは、なんだか元気がないように思います。古本屋といえば、新書を扱う本屋さんとは違う出会いが沢山あったんですよ。こんなものを出版していたのか・・というような、出版社の勇気が見える本とかさ。
発見のある古本屋が減るいま、いぶし銀の輝きを放っているのがここ萩書房です。
変な本がたくさん!(褒め言葉だよ)
文学、音楽、映画、芸術など文科系に力を入れておられるそうで、その道の方も満足の品揃え。
そしてツボを押さえつつも外し技がチラリズムする萩書房センスがなんとも言えません。
見逃せないのがここ、漫画コーナーです。さらりと貴重なものがある・・。静かにテンションが上がるのです。
ちなみにこれはウケンムケンにある水辺の生き物図鑑的な本ですが、こちらで購入。掘り出しました笑
こいつに惹かれてさ!いつかこの成長期のカヘル君を作るつもり。
年に3~4回発行の紙媒体カタログも面白い。本当に本がお好きなのが伝わってくる内容です。
何かお勧めはあるかお聞きしたところ、お客さんに自分で見つけて欲しいとのこと。なんだか信じられる本屋さんだ。
みやこメッセ、知恩寺、下鴨神社・糺の森で開催される古本まつりにも参加されていますよー。
萩書房
606-8115
京都市左京区一乗寺里の西町91-3ロイヤルコーポ大同1F
営業時間 12:00~20:00
定休日 不定休