Accessory

僕はハンナの手紙を読んだ

もうずいぶん前に入手した振り子時計。
ようやく晴れの舞台を迎えることになりました。祝。

機構部分は別な用途に使います。
そしてケースはこのようにライトを仕込み、什器として新しい人生を送ってもらうのであります。

扉をあけるとあらふしぎ、ここはホワイトキューブじゃありませんか!
つまりウケムケの一押しアイテムが鎮座しているわけです。特等席。

しばらくはこいつの部屋にする。
シルバッてます。中央に数字が見えるでしょう?
6324とあるのです。
これは人間の平均的な視力1,0の場合に地球から目視できる恒星の数で、
宇宙のなかの地球の存在とは何かを問うアクセサリーであるわけではなく、
統計学で人が人生で出会う好みの異性の数と言われているもののわけでもありません。
これは数字を打ち込もうと考えた際に僕のこころが導いたランダム配列であって、
その偶然性にどのような意味を与えることができるのかを探る行為なのです。
まあ適当と同義です。
でもこれは何かな、と思う気持ちは大事ですので、お店では気分次第で真面目に答えることにします。