名前を知らない山にあるこの場所。
不思議なところなんです。いつも空気が変わらないような。
そしてあまり深呼吸してはいけないような。
町を模型のように撮影する技法がありますが、それが興味深く写るのは、
日常のもろさとその違和感、信じたいものを信じるための盲目さが見えて面白いからではないかな。
自分を守るために心が無意識のうちに合理化を進めてくれているのは助かるのですが、
たまにはそれを一歩離れて観察してみたくなりますよね。
僕の座右の銘のもうひとつは、観察者たれ！なのでありました
高所を飛ぶ鳥が賢者に見えるのは、人の町を俯瞰しているからなのかも知れません。
