その他

前向きに考えればそれはビンテージロードレーサーだよ 


ひょんなきっかけで、古いロードバイクを入手しました。
ミヤタのAlfrexというモデルです。たぶん10年前くらいに販売されていたもの。リゾートなカラーリングがなんとも絶妙です。
当初はご覧のありさまでゴミと同義でしたが、再生してウケンムケン号にすることにしました!レストア。
ではいってみよー



手を入れる前に、目視では確認できないフレームの曲がりなどの致命的な問題がないか試乗して確認したかったのですが、すでにタイヤも腐りきっております。まあなんとかなるだろう。
とりあえず部品を外す。自転車はシンプルに部品が無い状態がいちばん美しく見えるよね。

入手時はこんなで、

こんなでした。ボロい。。

アルミのパーツはせっせと磨けばまた綺麗になります。地味ーーーに手を動かすのみ!

外したついでに可動部分は分解して、洗浄とグリスアップ、調整を行います。

市販されているものは不特定多数の要求に答えられるよう、こういった追加パーツ取り付け用のネジ穴がある。
今回はウケンムケンだけが満足すればそれで良いので、好き勝手します。

削りとりました。グラム単位の軽量化でございます笑
これで速度が13パーセントアップしたはず。

色を塗り替えた。塗料はオーシャンブルーという素敵名前だったのでこれを選びました。
しかしいざ塗ってみるとどうも違う。工事現場などにある仮設トイレのプラスチックの色に見えるんですよね。

三日三晩寝ずに迷った末、オーシャンブルーに緑と黒と金粉を追加して緑ベースの金メタリックにしました。
最近の僕は渋い路線に舵をきろうとしているのを思い出したのであります。

塗料が乾いたらすでに磨いた部品を組み込むだけ!
完全にバラしてもこれくらいの部品点数なんですよ。プラモデルみたいなものです。
ちょっとずつ形になっていく作業は劇的に楽しいよね

さて乗れるようにはなりました。あとは工具をポッケに入れて走り回り、各部の位置決めをするだけ~
一時期乗っていた自転車は季節ごとに色を変えていました笑 まあそこまで暇じゃあありませんが、この色に飽きたら黄緑とかにしようかな。
渋い路線の先にはハズシのキッチュがあるのだ!と自分を言いくるめる準備はしてます。