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工場に萌えるを体験したでござるの巻

先日の「日本全国の各ご家庭やお店で出会う狸の置物の故郷って信楽だよね、もしかしたら海外の日本料理屋の店先でも出会うかもしれないよ、陶芸作家、津守さんの工房を見学するツアー」ではすぐ近くにある工場も見せて頂きました。

釜です。この大きさはそんじょそこらでは見られませんね。
皆様のお足元、地面のレールにご注目下さい。

これこそがレールオンレール構造により直角移動が出来る優れものです。

古い工場の魅力はこのように微妙な色彩があることや、

こういう堅実な造形、そしてその中にあるある種の無駄とも言えるデザイナーのこだわりが見られることでしょう。近代になるにつれ合理化の追求の結果なのかスコーンとしたデザインになっている気がしますよね。クールな物も魅力的ですがごっちゃりした力強さも好き

鉄で出来た素敵な脚立くんもいました。このタイプの後に鉄の丸パイプ仕様になり、それから現代のアルミ製に変容していったのでしょうか。


工場の片隅には、つげ義春的グッズもあり。

僕のお気に入りはこの箱です。
激重量のはずですが、この軽やかなヘナチョコ具合がなんとも言えません。。
おそらく優しさ故に傷つくタイプ。守ってあげたくなりますね