その他

羽根を拾ったら

骨が好きなんです。
造形的にも面白いし、限られたエネルギーのなかで合理的にデザインされた美しさがあって。
いまもカエルの全身骨格標本を作っているんですよ。
完成したらお見せしますね!
昔、窓ガラスにぶつかって死んだ小鳥の骨格標本を作ろうとしたことがあります。
標本作成は失敗して結局土に返したんですけど、そのときに見た骨の繊細さは息をのむほどでした。
頭蓋骨なんて透けて見えるくらいなんですよ。
空を飛ぶということはここまで何かを捨てなければならないのか、と静かな気持ちになったものです。
散歩していたら大きな羽根を見つけました。
たまにやるんですけど、こうして自転車に乗りながら風を当てると鳥が空を飛んでいたときの翼のしなりが感じられるんです。
腕のかわりに翼があるってどういう感覚なんだろう。
羽根の先の細かな震えを感じているんだろうなー。
皆さんも一度やってみてくださいね。感動だよ。

ちなみに車の窓から羽根を出すと、速度が速すぎてあまりよくありません。
それはジョナサンが受けた風です