先日、顕微鏡を入手しました!小学校で使ったプレパラートを使う透過式のではなく、反射式のタイプです。
双眼鏡のように両目で覗く構造になっていて、観察物が立体的に見える実体顕微鏡でございます。
今までは細かい部分を造形するとき、勘で作ってはルーペで確認する、というのを繰り返していたんですが、それを実際に目で見ながら形づくることが出来るようになりました~。
それはさておき、ついにマイ顕微鏡を手に入れた喜びから、いろいろ見ていたのですけどね、これがもう本当に感動なんです。今夜は一緒に観察しましょうよ!
建築模型にも使われるらしいこの植物。ブロッコリーまでは行きませんが、ちょっとした木をそのまま小さくしたようにも見えて好きなんです。
先端は肉眼で見ると球状になっているとしか分かりません。
しかしスーパー顕微鏡で見ると・・
一つひとつが花のようになっていた!
これはサンドオパールという石。一見ただの白い石なんですけどね、光の具合でオパール特有のきらめきが現れます。
重なるオーロラのような構造が見えました。
光で色が変化して見える、カラーチェンジガーネット。
裸眼では分かりませんが、層がありました。結晶が育った時間がそのまま見えるようです。
オデッサ隕石。1922年にアメリカで採取されたものです。
さらに拡大すると・・。
硫酸銅のような青い何かが付いていました。
注意!以下虫画像
虫入り琥珀も見てみよう!これは三千万年前のものらしいです。
ありんこのような虫が見えました。小さな気泡もあって、太古の空気がここに封じ込められていると思うと感慨深い・・。
ため息が出ました。
こいつはゾウムシです。小さな宝石が全身にちりばめられたような、美しい虫です!
顔。
造形的にも面白いんですよねー
足の関節なんて、無駄のない産業機械の美しさに通じるものがあります。
いもむし。
というのは嘘で、錆びた鉄釘です!錆びも自然の生成物ですから、このように岩石のようになっています。
面白かったでしょう!本当はアルコール漬けにしたなんちゃらとか、骨だけになったなんちゃらとか、それを拡大したら付いていたなんちゃらとかあるのですが、ウケンムケンから人が遠ざかりそうなので割愛します・・。