制作中・・

ドアノブみたいなもの

やあこんにちは。
今日はブーツと同じ幼稚園に設置される、取っ手(?)の紹介です。
一気に完成までいきますよん。

師匠と詳ーーーしく打ち合わせた後、実寸で型紙を制作して確認します。


今回は実用の道具として使われるものなので、強度的な部分についても抜かりなく。
ドアの内側と外側ですので二つ作ります。


丸いパーツはこうして作るのがセオリーなんだよ。
こいつを切って丸をたくさん得るわけです。

いろいろな機械を使って制作しますが、このように昔ながらの糸鋸でやる方が良い場合も多々あるんです。

糸鋸で切るときはスリ板と呼ばれるこれを使うんですけど、左のものは師匠が数十年に渡って愛用してきたものです。もはやアンティーク。
100年に渡って道具を使うと、それに魂が宿るという話がありますよね。つくもがみ。
このスリ板もすでに宿ってそうです笑

写真をとるのを忘れて制作していたようで。。完成です。

安全性も考慮する必要があるので、鍵穴はかなり丸めてあります。削りまくったのでとても滑らか。

においを嗅がせてあげました