やあ。今日は僕が好きなものをご紹介しましょう。。
地方の田園風景の隅っこに必ずといっていいほど存在するもの、そう、放置自動車です。
厳密にいえば放置されているわけではなくて多くの場合、物置として第二の人生を送っているんですけどね。
たとえばこんな状況もありますが、これは少し違うのです。
もう使わないけど捨てるには忍びない、もしくはいずれまた使うつもりだった(飽くまで過去形)、そういった割り切れない気持ちに興味をそそられるわけで、その点では及第なのですが・・。
月日を経て当初の思いもどこへやら、放置に放置を重ねてもうオレは土に返るぞ!な展開がベストなのであります。
散歩がてら発見したストックは何台かありますが笑、お勧めの一品はこちらです。
昔の軽自動車はエンジン排気量が360ccだったそうな。そして車体も驚くほど小さかったのです。その時代の。
中はご覧の有様です。文字通り肩を寄せ合うようにして乗っていたであろう二人の姿も今は遠く。
古い時代のものってディティールが楽しいんですよね。これは実用重視の商用車の部類ではありますが、デザイナーのこだわりとそれを許したメーカーの、商品への思いが見られるってもんです。
夢を運んだ日々の思い出とともに、いまはただゆっくりとそれを待つ。ただ、美しきかな。