流れ星の婚約指輪、制作の続きです。
満足のいく造形ができたところで、型を作成します。
今回の指輪のデザインは、沢山の石の配置が重要な要素。ここで試行錯誤するために3D CADで制作してきました。完成したデータは3Dプリンターで出力した状態です。
この樹脂製の指輪を18金の金属に置き換えるための準備段階です。

樹脂の指輪を使って型を作成する場合、液体シリコンを使います。
硬化剤と混ぜれば固まりますが、ただ固めるだけでは気泡が混ざって使い物になりません。
まずは真空ポンプを使って減圧して、液中の気泡を抜きます。

液体シリコン主剤単体で、硬化剤を混ぜた後、型に流し込んだ後、と三段階に分けて脱泡します。修正するのが難しい箇所に気泡が付着した状態でシリコンが固まってしまうと、一発アウト。
この後、専用の機械で50℃くらいで1時間半、圧力を掛けつつ硬化させます。

画像は違う指輪のときのものですが、このように気泡なく透明な型を作れたら成功です。

メスを使って型を切り分けます。
この後の工程で、ここに溶けた蝋を注入して雄型を作成します。その取り出しの際に細部が引っかかると破損してしまいますので、どこで型を分けるかが難しいところ。

型の作成が完了しました!
これを工場に送って、K18のホワイトゴールドに鋳造してもらいます。
続く…
