やあこんばんは。今日は一気に季節が変化しましたね。
こういうとき、ワクワクする日もありますが今夜はなんだかおセンチな気分。置いてきた何かを思い出しながら行ってみましょう。
オーダーの品を作ったんです。
シュナウザーのピアスを作って欲しいとのことでしたが、実はよく分からぬまま快諾。イヌだったんですね。町で見かける度におじいさんみたいなやつだな、と思っていた種類のイヌでした。
黒いやつと灰色の二匹を飼っていた方へプレゼントされるそうで、彼らがコーデイネイトしていた赤い首輪も再現しております。
着用すると、二人ともわたしを見つめている!な構図になるんだよ。
専用のアクセ台もセットで制作しました。皆で暮らした、あの頃の家。そんな美しき思い出をコンセプトに盛り込んでおります。
たまに浮かぶ、犬にまつわる言葉があります。
子供が生まれたら犬を飼いなさい。
子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。
そして子供が大きくなった時、自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
イギリスに伝わることわざだそうですが、本当にこの通りですよね。
僕も自分の分身のように感じていた愛犬が旅立ったとき、それぞれの生き物は安定した同じ時間の流れに乗っているわけではなくて、瞬間が重なって一緒にいれたんだなと思ったものです。
良い思い出というのは優しく切ない気持ちをくれて、それはいつも心の支えになる。それこそが自分の中で生き続けている、という状態なのかも知れません。