春の鴨川でなずなを見付けてから、少しずつ進めていたブローチがやっと仕上がりました。
なずなは可愛らしくも複雑で面白いかたちをしています。
摘んで帰ると小さな植物はすぐに元気がなくなってしまうので、じっくり見られる時間は意外と少ない・・。
いろんな場所でなずなを見付けては、成長と共に変わるかたちに感心していました。
丸い太鼓のようだった種子の部分は、花が咲くころにはちいさなハートのかたちになる。
飾らない美しさは、シンプルにすることで伝わるものだと思います。
金具も無駄のない造形で、なおかつ針先をロックできるタイプを使っています。