ピアスを開けておられる方が多い昨今ですが、あえてのイヤリングを作ってみました。
ピアスの場合、フック部分との兼ね合いで造形的にはシンプルなものも可能ですが、イヤリングだと若干パーツのインパクトが強いので、それなりにバランスを取る必要があります。
まずは制作過程から。
どうなると思いますー?
あらかじめ完成のラフスケッチをして作業に取り掛かりますが、やはり実物で調整しながら進めていくことがほとんどです。というかいつもですね。良いものを作るのが目的なのでどんどん変更していきます。
輪っかの部分なども真鍮を叩いて槌目(ハンマーの打痕)をつけ、表情を変化させています。
夏に向けて爽やかな色合いの石をチョイスしました。
そして様々な過程を経て、ようやく完成・・!
想像より面白い雰囲気になりました。
輪っかもクリクリ回る構造にしたので、耳たぶの下で多様な真実を見せてくれることでしょう(?)
シンプルな中にある小宇宙っていいですよね。