黄色い花を見つけました。
指先ほどの小さな花です。
気になってよく見ていると、川の土手や田んぼの脇にたくさん咲いている。
やわらかい光を浴びて、小さな太陽のようです。
持ち帰ってじっくり観察すると、素敵に可愛らしい。
繊細なかたちは、完結した小さな世界そのもの。
この感動的な造形を、アクセサリーとして作ることにしました。
一般的に手に入る道具では作れないディティールを追うために、医療用メスをノコギリ状にして制作しました。
出会ってからかなりの時間が過ぎ、もう花は見られなくなりましたが、ようやく完成しました。
道すがら見つけた花を、そのまま身に着けたようなイメージです。
小さな花は、光が弱くなるとすぐに閉じてしまいます。
下を向いていても、花が咲いているのを見付ければ、晴れた空が分かるということが印象的でした。
通常のポストのタイプも制作しました。
こちらはk18メッキ。
銀色のロジウムメッキのタイプもあります!
中央にはスワロが光っています。
今回モチーフにしたのは、コオニタビラコという植物です。
春の七草にも入っているそうで、食べられるというのもいいですね笑 とことん無害で。まるで小鳥。
良く似た植物でオニタビラコもありますが、造形としてはこちらのほうがカワイイです!